どうして転ぶのか

高齢の方には転ぶと手や足の骨を骨折するから気を付けましょう。と盛んに言われています。このフレーズは知らいない人はいないのではと言うほど認知されている内容ではないでしょうか。

正確には転ぶ=骨折ではないことは分かると思います。高齢の方は骨粗しょう症や俊敏性の低下などがあり、これらと転倒が絡み合うことで高確率で骨折してしまいます。

年代に関係なく転ぶ時は転びます。

高齢の方以外で転びやすいのは幼児になります。転ぶ理由としては体のバランスが悪く頭が重い事で重心が高い位置あるからです。また、経験不足からの不注意などもあります。

転ばないためには重心が大切なことが分かると思います。

高齢の方が背中を丸めて膝を少し曲げながら歩く姿勢は重心でだけを考えると転びにくい位置になります。ここだけを見ていくと転ぶことをかなり防ぐことが出来ているようにも感じますが現実はそう単純ではありません。

高齢の方の転ぶ原因は

□加齢による身体機能の低下

□病気や薬の影響

□運動不足

などが関係してきます。

内因的要因によるものは努力で解決できる事柄が多いので、日々運動を続けることで体力の維持を行うことが大切だとわかります。また、身体の動かし方などを見直す事も必要になります。

もちろん、外因的要因によるもので転んでしまうこともあります。                       自宅編

□コードは端によせる

□カーペットのめくれ

□段差

などがあります。

基本的に床や地面の状況に左右されやすいという事を覚えておきましょう。

転ぶ時の条件は内因的要因・外因的要因が組み合わさる事で転倒につながります。どちらかひとつの理由なら転ぶこともありません。

外因的要因については周辺の状況に気を配り注意するしかありません。

内因的要因については筋力・バランスなど鍛えて体力の維持する。または強化していく。即効性のある方法としては目線を少し遠くにするとふらつきが減る事もあります。個別にアドバイスが必要になるので気になる方はご相談ください。

 

 

 

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