膝が痛いと困る事と言ったら歩く、階段昇降など移動をする時に不便を感じる事が多いのではないでしょうか。逆にじっとしていると痛みを感じないことは少なくありません。
年齢が進むにつれて膝が痛むと変形性膝関節症がきっかけになる人が多いので高齢者の症状と思われる人が多いかと思いますが、若年層でも膝が痛くなることはあります。
若年層が膝に痛みがある時は外傷性の時が多く、器質的損傷が見られるケースほとんどではないでしょうか。
今回は半月板損傷について紹介していきます。
半月板とは膝の関節にあり、内側と外側に存在します。
半月板の役割
□荷重分散
□衝撃吸収
□関節の保護
□大腿骨と脛骨の接合部の安定性
などがあります。
原因になる事柄は
膝を捻った時に内反・外反の強いストレスが加わると受傷することが多いです。特に切り返しが多いバスケットボールやサッカーなどのスポーツで起きる傾向があります。
他の理由になる事は加齢によるダメージになります。目安の年齢は40歳以上になります。
症状は痛みや膝の曲げ伸ばしがしづらくなります。状態によっては膝を完全に曲げる・伸ばすことが出来なくなり膝を動かすとゴリッ・パキッなど音がしたりします。また、水が溜まるといわれる腫れがでることもあります。
どうやって痛みを改善していくか。
保存療法と手術療法の2種類があります。
症状が初期のケースは保存療法が選択されることがほとんどになります。
手術療法になるケースは半月板断裂していたりして、ロッキングと言って膝が動かない状態になったり、水を抜いても繰り返し溜まる時に選択されます。
この二つは治療をできる場所に行った時の話になります。
痛みを放っておいたらどうなるか。
そのままに出来るくらいの痛みなので初期の段階だと推測できます。半月板を損傷していても自然と痛みが引いていく事はあります。半月板に傷がついていても運よくRed zoneと呼ばれる場所だと自然治癒する可能性がありますがwhite zoneと呼ばれる場所では自然治癒はほぼありえません。
痛みを感じた時は一度は膝の状態を確認しましょう。