胸のあたりに痛みを感じる事は首や腰などに比べると少ないですが、整骨院でも相談されることがある部位になります。
整骨院や治療院で相談しようと思っている時点で恐い疾患の可能性は低くなりますが否定はできません。
基本的に胸側で痛みを感じる痛みは生命に直結する疾患があるので痛みの度合いがたとえ弱いとしてもチェックすべき項目はどうしても細かくなっていきます。
まずは胸の痛みで代表的な疾患を紹介していきます。
□心筋梗塞
□狭心症
□解離性大動脈瘤
ここまでの疾患は生命に直結し時間を争います。少しでも疑いがある時は救急車を呼ぶことになります。
□胃潰瘍・十二指腸潰瘍
□気管支炎・肺炎
□逆流性食道炎
これは病院やクリニックで診てもらうべき疾患になります。
胸に痛みを感じて病院やクリニックで診てもらい内科的に問題がなく整骨院などで相談をされる場合は骨や関節に筋肉などに異常が見当たらないか確認していきます。
これらに何かしらの損傷があるのであれば、原因となる出来事が大概はあると思います。落ち着いて思い出してみましょう。
原因としてよく挙がってくるものは
□転倒や打撲
□咳やくしゃみ
□ゴルフをプレー後などがあります。
肋骨骨折・肋軟骨損傷・肋間筋損傷などの可能性が出てきます。
原因がはっきりとしてこない事ももちろんあります。
そのような時に疑わしいものに
□肋軟骨炎
□肋間神経痛
□自然気胸
□帯状疱疹などが考えられます。
この様にケースによっては緊急性の高く専門医に紹介するべきものから施術可能なものまで様です。
痛みを感じた時に注意する点は突然襲ってきた痛みの時は迷わずに救急車を呼びましょう。
待っている間は体を締め付けずに楽な状態にしましょう。
自力で病院を受診出来る時は
□いつから痛むか
□胸のどの辺りが痛むか
□痛みはどのくらいの時間続くか
□胸の痛み以外で気になる症状があるか
このあたりを整理して伝える事が出来ると最短で適切な治療方法にたどり着ける可能性が高くなります。