前回は頭痛のおおまかな事をお伝えしました。今回は片頭痛について少し掘り下げて紹介していきます。
片頭痛の特徴は女性に多い頭痛になり、生理や排卵に関連して現れる事が多いようです。そのためか妊娠中は片頭痛が起こりにくくなるよです。思春期頃から始まり60代くらいにはかなり減ります。頻度は色々なパターンがありますが繰り返し起こります。そして発作的に起こり4〜72時間続きます。
痛みの感じる場所はこめかみから眼のあたりになります。片頭痛と言ってもだいたい4割くらいの人は両側に痛みがでます。痛みの感じ方は脈を打つような感じで表現の仕方は人によって違いますが「ズキンズキン」「ドクンドクン」という人が多いです。
片頭痛は血流がよくなる事で痛みが増悪します。よってマッサージ・入浴・運動なども痛みを増悪させます。
片頭痛には前兆と呼ばれるものがあります。片頭痛の人の約20%に前兆があらわれ、前兆のある片頭痛になり、前兆が無い人は前兆のない片頭痛になります。前兆として最も多いのが閃輝暗点と呼ばれるものです。視界に「チカチカ」「ギザギザ」「キラキラ」した光が見えます。時間にして20〜30分くらい続き、前兆が終わるころに片頭痛が始まります。
片頭痛が起きた時の対策は何をすればよいか。
□暗く静かな場所で眠る
□仕事中で寝る事が出来ない時は安静にするだけも楽になります。
□痛む所を冷やす
□頭の横を軽く押さえる
□発作が軽いうち薬を服用する。トリプタンという特効薬があります。こちら医師に相談しましょう。
片頭痛の誘因として
□食物
□特別な食品
□睡眠
□ホルモンバランス
□環境的要因
□ストレス関係
□薬
項目としてはこの辺りが当てはまってきます。
特に睡眠不足やストレスを感じたりすることが引き起こす中でも多い要因のようです。また女性に多い症状だけにダイエットし始めたことをきっかけにひどくする事もあるようなので、体に無理のない生活を送る事も大切です。