腰痛で悩んでいる人は多く、腰痛改善のエクササイズや腰痛予防の寝具など数え切れないほど情報があります。ここでは一日の中で仕事が占める時間が多いので仕事が腰痛の要因になるケースを考えていこうと思います。
仕事内容で分類すると肉体労働・デスクワークにおおまかに分ける事が出来ます。どちらも結果としては筋肉が硬くなってしまい腰痛につながっていくケースが多い印象ですが、筋肉を上手く使えないことで腰痛を感じる場合もあります。
腰痛を考えていく時に外せないことは、急性腰痛or慢性腰痛のどちらになるのか。
仕事上で起きる急性腰痛は転倒で腰の挫傷や打撲や動き始めにグキっと痛みが走るいわゆるぎっくり腰などが多いと考えられます。イメージもしやすいと思います。肉体労働・デスクワークどちらでも起きます。
大半の人が思う腰痛は慢性腰痛のことを指していると思います。
□肉体労働 荷物を運ぶなどある一定の動きを繰り返し腰の筋肉を傷める。疲労の蓄積により関節や筋肉の疲労が取れないなどが挙げられます。対策はストレッチや入浴などを利用して日々の疲労回復を行う。また、腰に負担のかかりにくい身体の動かし方を身につける。特に肉体労働の場合は腰に負担のかかる姿勢を避けられない場面もあると思います。しかし、その中で身体を効率よく使えるようになってくると作業も早くなり疲労感も長期的に見ていくと減少する可能性は高くなります。
□デスクワーク 同じ姿勢でパソコン作業をしていることで筋肉が硬くなり腰に痛みが出ることが多い。基本的には連続で長時間、同じ姿勢をしない事。可能なら30秒くらいでも途中で立ち上がり身体を動かせる筋肉の緊張をとるときに役立ちます。
ちなみに仕事での腰痛を職業性腰痛と言いますが、
労災になるのかと言うと
労災に認定される腰痛は災害性腰痛のみが認定されるようです。
おおまかに言うと突発的に事故で起きる腰痛になります。