膝の手術をしてリハビリも一定期間行ってきたが痛みや違和感が変わってこない。検査でMRIやレントゲンでも異常はないですよと言われて悩んでいる方は痛みや違和感の出どころを凄くシンプルに考えてみる事も必要です。
膝の手術までしていると半月板損傷や前十字靭帯を損傷していたなど色々と苦労をしてきたのだろうと想像できます。大変な思いをしてきた分、意識として膝のどこかがおかしいから痛みや違和感に繋がっていると考える事は自然な流れです。また膝に関する知識もかなり詳しくなっているのではないでしょうか。
ご自身の為に色々と調べていく事に視野がだんだん狭くなってしまう事もあります。細かいを知っていく事で解決出来る事もあることで意欲的に行動している事は素晴らしいのですが、画像検査で異常が見当たらないのならば、一旦止まって痛みや違和感を避ける為に膝の動かしか方が膝に負担をかける使い方になっていないチェックをしていなければしてみましょう。
ここを改善するだけで大幅に膝の感覚が良くなる方が多くいます。
どの部位でも痛みや違和感を良くしたいと強く思っている方ほど視点が狭くなりがちです。
生活の中で例えると家電を使う時に電源が入らず色々調べて実行したが電源は入らいないそんな時ふと電源コードをみたらコンセントがしっかり入っていなかった。こんな経験や似たような経験は多くの人があるのではないでしょうか。
痛みや違和感も膝の動かし方をチェックする事は必ず行いましょう。ここでのチェックは膝の可動域(曲げ伸ばし)が正常と言われる範囲なのかを確認するのではなく、実際に痛みや違和感を感じるシーンに近づけて確認をしていきます。
階段での昇り降り・しゃがむ・歩行など可能な限り普段感じる動作に合わせて確認をしていきます。
膝の使い方を変えていく。背中の使い方を変えていく。必要な筋肉に刺激を入れるなどその方の体を使いきれ手いない部分に切れ込んでいくと意識しないで動いてもいい感覚に変わっていく事も多いので視点はマクロもミクロも大切になります。