人の身体に欠かせない物のひとつに骨があります。
人の骨は約200個あり、赤ん坊は約350個あると言われています。重さは体重の1/5くらいになります。
骨の大きな役割はこの5つが挙げられます。
□身体を支え、形を維持する。
□骨格筋の作用で関節運動が出来る。
□内臓などをを守る。守られている物、脳・脊髄・心臓・肺・直腸・子宮・卵巣など)
□血液を造る。骨髄腔や海綿質の小腔に骨髄が認められ、血球をつくる造血作用が認められる。
□電解質の貯蔵 カルシウム、リンなどを蓄え、身体の調整を行う。
先ほど骨髄と言う言葉が出てきましたが、骨髄移植は聞いた事があるでしょうか。骨髄の移植を行う理由としは、血液の病気になってしまった場合です。骨髄の型が一緒で移植ができると完治出来るようです。
また、年齢が高くなると骨が弱くなります。これを骨粗しょう症といいます。よって骨折のリスクが高くなります。
骨粗しょう症により、骨折しやすい箇所を確認します。
□腰の骨・背中の骨(脊椎圧迫骨折)
□太もも周囲の骨(大腿骨近位部骨折)
□腕の骨(上腕骨近位端骨折)
□手首の骨(橈骨遠位端骨折)
どの骨折も原因になる多くの理由は転倒によるものです。年齢が高くなると体力や筋力がどうしても落ちやすくなります。その為、思わぬところで足を引っ掛けてしまい転んでしまいます。結果、骨折を引き起こしてしまいます。腰の骨や背中の骨は気が付かないうちに圧迫骨折(骨がつぶれる骨折)なっていて治っているケースもあります。
では、骨を強くするにどうすればいいのか。
骨が強い状態とは、骨密度が高いという事です。骨密度を上げる為に必要な事は、適度な運動や食事などが関わってきます。
適度な運動にはお手軽にできるウォーキングや水泳、エクササイズなど行うと良いのではないでしょうか。
また、日光浴をする事でビタミンDを体内で増やしカルシウム吸収を良くできます。
食事はタンパク質・カルシウム・ビタミンD・ビタミンKをバランス良く摂りましょう。