階段を昇ったり降りたりとする事が出来ない。しゃがむ事が痛い。または、辛い・しんどい。など
膝の痛みを訴えてこられるケースが多々あります。
もちろん、ほかの部位の訴えがある場合もありますが、
今回は膝について考えていきたいと思います。
原因に上がってくる理由が「体重が重い」「筋力不足」「変形している」と言われて仕方がないとあきらめた感じが時折ありますが、体形や筋力が変わらなくても、その場で痛みが大幅に減少する例も多々あります。その場で痛みがパッと変わる「体重が重い」「筋力不足」以外の要素も、沢山あると言えます。痛みに関わってくる要因にしっかりとアプローチしていくことが出来ると症状改善が期待できます。
実際に行う内容は以下になります。
膝が時にいつ・どこで・なにをして痛くなったのか。経緯を確認していきます。
お話を聞きながら、日常で困っている事やうっとうしく感じている事を共有しながら、生活に直結してくる動作を基準に痛み変化が軽減していくのかチェックを行いながらアプローチしていきます。
具体的なチェック例としては
階段の昇り降りの場合でしたら、階段と同等の高さで昇り降りをしてもらい「昇りはじめ」「昇り切った時」「降りはじめ」「降り切った時」など、どの瞬間に痛みを感じたり、スムーズに動かせないのか。
しゃがむ場合でしたら、実際に痛みが出る手前までしゃがむどうさをしてもらい動作をチェックします。膝を曲げること自体ができないのか。荷重が加わると痛むのか。など様々な視点で観察します。
チェックを行いつつ施術の方向性を体で実体験しながら進めていく事が可能になります。
改善すべき点について目星を付けたら、
その時に1番効果が来た出来そうなアプローチを行います。
筋肉を緩める・適度な運動・テーピングなどがあり、毎回同じ方法になるか。違う方法に変わるか。その時、症状や体調によって決めて行きます。
症状を改善する為に色々とチャレンジしてみましょう。