いきなりですがモラルライセンシング効果という言葉を知っていますか。
モラルライセンシング効果(Moral Licensing Effect)とは、
心理学で知られる現象で、人々が良い行動をした後で、自分に「免罪符」を与え、悪い行動を正当化してしまうことを指します。
例えば、朝食にサラダやフルーツを選んだり、ビタミンサプリを飲んだりした人が、「今日は健康的なことをしたから」とランチやディナーでファストフードや甘いものを過剰に食べてしまう。
リサイクルを徹底したり、エコバッグを使ったり、環境に優しい商品を買った後に、「自分は環境のために頑張った」と感じて、必要以上に買い物をしてしまったり、電気を無駄に使ったり、長めのシャワーを浴びてしまう。
このような例を見ると共感できる人は多いのではないでしょうか。
これは自己の道徳的イメージを高めたことで、後の不道徳な行動に対する罪悪感が減るメカニズムに基づいています。
健康との関係を深掘りすると、モラルライセンシングは「報酬思考」を助長します。
人は健康的な行動(例: サラダを食べる)を「善行」として捉え、それで「悪行」(例: デザートを食べる)を相殺しようとします。
これが習慣化すると、体重管理や血糖値コントロールが難しくなり、肥満や糖尿病のリスクが高まります。
だから、行動を「良い/悪い」と二元的に分類せず、全体のバランスを考えることが重要です。
自分自身が求めている健康を手に入れるためには、自己監視を強化し、行動の一貫性を保つことが重要になります。
モラルライセンシングは健康維持の落とし穴にもなるので、モラルライセンシングを理解することで
デメリットを回避することができてると理論的な行動につながると考えられます。

















