仕事でデスクワークの人は座って作業をする時間が必然的に増えてきます。
そうすると体を動かす機会が減っていくことは容易に想像できます。
その結果なのかは、はっきりしない部分もありますが、
座っていることでお尻の片側が痛くなってしまうことがあります。
このような時に考えられる原因などを紹介していきます。
□不良姿勢や偏った座り方
長時間同じ姿勢で座っていると、体重が片側のお尻に偏ることがあります。例えば、足を組む癖や、片側に体重をかける癖があると、骨盤や股関節に不均衡な負荷がかかり、片側のお尻に痛みが生じることがあります。この場合、坐骨(骨盤の底部にある骨)が圧迫され、痛みや不快感を引き起こす可能性があります。
□坐骨神経痛
坐骨神経は、腰からお尻、脚にかけて走る大きな神経です。この神経が圧迫されると、片側のお尻や脚に痛み、しびれ、またはチクチクした感覚が生じることがあります。原因としては、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、または筋肉の緊張(特に梨状筋症候群)などが考えられます。
筋肉の不均衡や緊張
お尻の筋肉(特に大臀筋や梨状筋)や腰の筋肉が硬直したり、左右の筋力バランスが崩れたりすると、片側に負担がかかりやすくなります。長時間の座位や運動不足がこれを悪化させる可能性があります。
□座面の問題
硬すぎる椅子や、クッション性の低い座面、または形状が体に合わない椅子を使用していると、坐骨や周辺の組織が圧迫され、片側のお尻に痛みが生じることがあります。特に、長時間デスクワークをする人はこの影響を受けやすいです。
この他にも理由はありますが、ここで紹介した4つのはチェックをしやすい上に
原因になることが少なくないのでチェックをしてみましょう。
生活習慣を見直してをストレッチや筋力強化など体を動かすことを中心に新しいことを加えてみましょう。
それでも痛みが変わらない・増えるということがあれば専門家に一度は診てもらいましょう。