ここ数日は筋力トレーニングが健康的な生活を送るために大切ですといった内容を紹介しています。
筋力トレーニングといってしまうと重い重量を使って筋肉を鍛えてボディービルダーやスポーツ選手のような
体を作っていくイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実際はそんなこともありません。
筋力トレーニングの効果を得るためには現状の筋肉よりも少しでも成長することが筋力トレーニングが
上手くいっていると言えます。
具体的には体力がアップした・前よりも重いものが持てるようになった・血液検査の結果が良くなったなどがあります。
どんな筋力トレーニングをすればいいのか。
特に筋力トレーニング歴の浅い人や日常生活に役立てたい人は
筋力トレーニングのビッグ3と呼ばれるスクワット・デッドリフト・ベンチプレスを行うことをおすすめします。
理由は
複数の関節と筋群を同時に動員するコンパウンド種目です。これにより、効率的に多くの筋肉を鍛えることができるからです。
□ベンチプレス 主に胸筋(大胸筋)、肩(三角筋前部)、上腕三頭筋を鍛えます。補助的に体幹や上背部の筋肉も関与します。ドアを押す、物を押し上げるなど上半身を使う動作で役立ちます。
□スクワット 大腿四頭筋、ハムストリング、臀筋(大臀筋)を中心に、下半身全体を強化。体幹の安定性も要求されるため、腹筋や脊柱起立筋も鍛えられます。座る・立つ・持ち上げる動作の基本で、階段の昇降や重い荷物を持ち上げる際に役立ちます。
□デッドリフト 背中(広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋)、臀筋、ハムストリング、握力に至るまで、全身の筋肉を網羅的に刺激します。地面から物を拾い上げる動作なので今までよりも楽に動けるようになります。
初心者や筋力の強くない人でも、重りを使わない自重トレーニングで体の動かし方を覚えて行えば十分な効果をえられます。
自重トレーニングであれば施設に出向くことなく自宅でできるので始めやすいと思います。
体の動かし方のコツを掴むまでは専門家と一緒にトレーニングすることをおすすめします。