体が硬い柔らかいと知り合い同士で話した経験ある人達は少なくないと思います。
ケガをすれば体が硬いから・肩コリがあれば体が硬いから・腰痛があれば体が硬いからなど
なにかと体が硬いとうことにはネガティブな情報がつきまといます。
実際に体の柔軟性を確認するにはどうすればいいのか。
硬いor柔らかいを確認するには基準が必要になります。
ご自身の周りにいる人が平均以上にやわらくて、ご自身が平均のやわらかさならば、硬いとおもうかもしれません。
また、その逆のこともありえます。
そこで体の柔軟性を測る目安になるテストがあります。
1. シット・アンド・リーチ・テスト
方法 床に座り、両足を伸ばして前に出し、足の裏を直角に立てます。両手を重ねて膝を伸ばしたまま前屈し、指先で足先を触るか、それ以上進むようにします。
目標 手の指が足の先に届けば、良好な柔軟性を示しています。
2. 肩の柔軟性テスト
方法 片腕を背中の上方から回し、もう片方の腕を背中の下方から回して握手します。左右両方で試してみましょう。
目標 指先が触れれば、良好な肩の柔軟性を示しています。
3. 前屈テスト
方法 立った状態で両足を肩幅に開き、膝を伸ばしたまま前屈して手を床に触れます。
目標 指先が床に触れるか、それ以上進むようにします。
4. アイリーン・プットマン・テスト
方法 仰向けに寝て、片膝を曲げて胸に引き寄せ、反対側の脚はまっすぐ伸ばしておきます。膝を胸に引き寄せる際の柔軟性をチェックします。
目標 膝が胸に近づけば、良好な柔軟性を示しています。
名前だけを聞くと難しく感じるかもしれませんが、どれも一度はやったことがあるものだと思います。
これができれば平均的な柔軟性はあると考えていいと思います。
体の柔軟性は日によって、変化の幅があるのでストレッチを絡めながら
ご自身の基準ができてくると体調の良し悪しの判断につながり、不要なケガを未然に防ぐことが可能になります。