気象病と低気圧

今月に入ってから自然災害に絡む情報が飛び交っています。

数日前までは南海トラフの地震について、今週末は台風についてと騒がしくなっています。

このような情報が頻繁に起こると不安になってしまう人もいると思います。

あまりにも不安が大きければ体の調子も悪くかんじるかもしれません。

台風の情報もあるので低気圧と体の関係を整理していきたいと思います。

低気圧が体調に変化を与えるかの研究はわりとされているようです。

どんな症状が出てきやすいのか。

□頭痛

□関節痛

□気分の変動

□疲労感

□睡眠の質の低下

などがあります。

低気圧すなわち気圧によって体調に変化がでることを気象病といいます。

気圧が体調に関わってくるのですが気圧とは何か。

気圧は空気による圧力になります。

人の体で解説をすると体の中の圧力と体の外の圧力がバランスを取っていることによってつぶれたり・破裂したりせずにいられます。

この話だけではイメージが出来ないかもしれないので、例をを挙げると山にポテトチップスを持って行くと袋が膨らみます。

これは、標高が高くなると気圧が下がります。

ポテトチップスの袋の中は気圧を保つために中から外へ押し出すので膨らみます。

このように周囲の状況によって、体は知らず知らずのうちに気圧の調整をしています。

この調整をしている器官が耳にある内耳というものになります。

内耳が気圧のセンサーとして働いて、自律神経が体を動かしていきます。

気圧の変化に体が対応しきれなくなってくると体の不調としてさきほど紹介したような症状が現れてきます。

症状の解消方法は

□両方の耳たぶを同時に軽くひっぱり5〜10秒くらいキープ。これを2〜3回くらい行う。次に耳たぶを前後斜めに3回くらい回す。

□首を前後左右に倒したりして首の筋肉のストレッチを行う。

□仰向けになり、肺を膨らますように大きくゆっくりと呼吸をする。これを5〜10回くらい行う。次にお腹膨らませて呼吸をする。これも5〜10回くらい行う。

症状が改善したり、楽になったりするので試してみましょう。

 

 

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