運動は健康を維持するためにやったほうがいいですよといった話は、誰でも一度くらいは聞いたことがあると思います。
なぜ、運動をしたほうがいいのか整理してみます。
運動をすることは体を動かすことに直接つながっていきます。
そして、生活をしていくためには体を動かす必要があります。
食べる・飲む・移動するなど体を動かすことができれば、なんてことのないものですが、ケガなどをしたら途端に不便になるといった経験をしたことがあると思います。
ケガで不便を感じている時はケガが治ってしまえば問題は解決していきます。
しかし、年齢を重ねていくと体力は30代くらいを境にして落ちていきます。
具体的には筋肉量が減っていくので、今までより疲労を感じやすくなったり、スポーツなどの運動をすると以前のように動けないなどによって体力が落ちてきたと実感していきます。
この体力の衰えは急激に変わるわけではなく、時間の経過ともに徐々に落ちていきます。
加齢などが原因で筋肉量が減ったり、筋力が弱くなったりすることをサルコペニアといいます。
サルコペニアの予防方法は体を動かすことを習慣化するだけです。
なぜなら、普段から体を動かす機会が少ないと自分自身の体に起きている変化に気が付くことができずに体力が衰えていってしまいます。
体力の衰える幅が一度に大きく変化するのであれば、体力が落ちたと気が付きますが、現実にそんなことはおこりません。徐々に体力が低下していくので、この変化に気が付かずに時間が経過していきます。
変化に気が付くには、体をどれだけ動かすことができるのか知っておく必要があります。
そのようなことも含めて運動を習慣化しておくことがひとつのポイントになります。
体を動かして運動をすることは、大半の人はできるはずです、その日のモチベーションによってはやりたくないなと思う日あるかも知れませんが、ほんの少しだけ踏ん張って体を動かしてしまえば意外とできてしまいます。
好きなことをできるようにするために不自由なく体を動かせるように運動をしましょう。