歩いていてつまずくことを回避する方法

年齢を重ねてくると体力が徐々に衰えてくることは自然の摂理で仕方のない部分でもあります。筋肉は30代を境に落ちていくデータもあります。世の中にはこの自然の摂理に逆らって体を鍛えあげている人もいるので、年齢は体を鍛える上でハンデになることは間違いありませんが、不可能なことではありません。

個人個人によって体を動かすことに対しても求めるレベルは変わってきます。スポーツをいつまでも続けていたい人・仕事を続けていたい人・自分の身の周りのことは自分でやりたい人など人の数だけ目的や目標があります。そのような中で、複数の人から日常生活の悩みで受ける相談で歩いていると足の先を引っかけることが多くなって転ぶのが怖いといった内容。

この相談をしてくる人の特徴で多いのが目線を下げすぎて足が上がらずに引きずるような形で歩いている。足をひきずっていれば小さな段差でもつまずくことがあっても不思議ではありません。この解決方法のひとつに目線を上げて歩くようにアドバイスをします。目線を上げることによって少し先の地面の様子がわかりやすくなるので、何か異変を察知したら事前に準備が出来るので急に物などに足をとられることなく回避できます。また、目線を上げると大体の人は体も適度に起き上がるので歩いている時に自然と足があがります。このように目線を上げるだけで危険の回避と足を引きずらないということが可能になります。

しかし、このアドバイスをすると必ず返ってくる言葉があります。足元を見て歩かないと危ないといった内容になります。確かに足元への注意は大切ですが、足元を見ながら歩くことではありません。足元を見るということは極端にいえば背中をまるめてしまう姿勢の延長線上になるで、足の動きと関連させると自然と足が上がらなくなる。そして、少し先にある障害物が体の近くになるまで視界に入りにくくなり、見えた時には瞬時に反応しなければなりません。足元を見ながら歩くほうがよほど危険な循環に陥るので、始めは短い距離で構わないので目線を上げて歩くといいです。

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