前回は細かい事を考えて行動できないのであれば、とりあえず、ウォーキングを習慣化しましょうという内容がメインでした。最後にウォーキングのフォームのポイントを紹介したので、まずは補足をしていきます。
□姿勢 始めに首が前に傾きすぎていたり(下を向いている)、後ろに倒れすぎていたり(アゴが上がっている)していないかチェックしましょう。基本となるポジションはアゴをひいて目線が車2〜3台分くらい(バスは1台)先を見るようにします。
□腕の振り方 腕を後ろにひくことを意識します。ここがしっかりできると前に進む力が自然と増します。
□歩幅 普段、歩いている時よりも幅を広くしてウォーキングができると狭い時と比べると色々な効果が出やすくなります。
□足の運び方 足の運び方の順番は踵→足の外側→小指の付け根→親指の付け根→親指でけるになります。踵を付く時に地面に衝突させないようにします。
□呼吸 鼻から息を吸って、口から吐きます。肩の力を抜いてリラックスして行いましょう。
このポイント実践できるようになると長い距離・時間でもウォーキングがしやすくなります。いきなり全部を行おうとすると難しくなるので、ひとつの項目が無意識に出来るようになったら次の項目をプラスしていくことをお薦めします。実践する時は上から下へ順番に行っていくとスムーズにいくと思います。
ウォーキングの時のスピードは目的に応じて変わりますが、健康の為に行う人が多いのでインターバル速歩という方法がいいのではと思います。
なぜインターバル速歩なのかというと様々なウォーキングを検証した機関があり、科学的検証も含めて効果の高い数値がみられたことに加えて他の歩き方と比べる継続しやすかったという報告があるからです。また、体力を向上させるためには個人の最大持久力の70%以上の運動負荷をかけて運動を継続すると約5ヵ月で10〜20%体力が向上した数値がでています。
次回はインターバル速歩について紹介していきます。