突然ですがEMS（Electrical Muscle Stimulation）といった機器は知っていますか。もしかした、通販番組でお腹にパットをつけて腹筋○○回分をわずか〇分でなどといった宣伝でしていた物のことでしょと思われ人もいるかもしれません。

もちろん、それもEMSになります。治療に使う機器もEMSになり、EMSの意味する範囲は広く特定の機器を指す言葉ではありません。しかし、認知のされかたとしてはEMSといったら筋肉を動かすものと捉えられているようです。

ここで紹介する話は筋肉を鍛えるためのEMSになります。機器を使って筋肉を鍛えるといってもボディービルダーのようになるわけではなく、上手く使えていなかった筋肉を使えるようにすると言ったほうが正確かもしれません。

それだったら機器を使わずに自ら体を動かして鍛えていけばいいのではないかと考える人もいると思います。もちろん、自分自身で体を動かして必要な個所を鍛えられる人は機器を使わずに運動をする方法でおこなってもいいと思います。

EMSの機器を利用したほうがいいタイプの人もいます。

□高齢者

□運動が得意でない人

□息があがるのが嫌な人

□体を動かすことに不安がある人

□運動を始めたいが体力に不安がある人

上記に当てはまる人や似たような傾向の人はEMSのメリットを得やすいです。

この機器で主にターゲットにする筋肉は体の奥にあるインナーマッスルになります。この筋肉を運動で鍛えるためには成果が感じられるまでに比較的に時間を要すること・運動になれている人でないと刺激をいれることが容易ではありません。

そこでEMSを使用することによって電流を流して筋肉を刺激していきます。横になって腹部にパットつけているだけでいいので転倒や息が切れて苦しいなどの心配がありません。

効果の有無については事前に筋肉の状態などチェックして行うのでEMSの効果を感じられないというケースほとんどありません。