ギックリ腰の予防方法

腰痛で悩む時は急性痛と慢性痛で分かれます。因果関係は不明ですが気温の変化が激しい時や季節の変わり目などはいわゆるギックリ腰になってしまう人が経験上増えてきます。当院でもここ数日はギックリ腰や痛みの強い腰痛の相談が増えています。

今回はギックリ腰になってしまった時の対応方法などについて紹介していきます。

ギックリ腰になってしまうと筋肉に力が入るたびに強い痛みが襲ってきます。そうならないように予防から覚えていきましょう。

予防策の基本的な考え方は腰を柔軟な筋肉の状態で保つようにします。固くなっている腰の筋肉よりはリスクが下がると考えられます。ストレッチや筋肉を温める習慣を作っていきましょう。体の動かし方も出来る限り腰に負担をかけない使い方を習得する事をおすすめします。

□しゃがんで前かがみでを行う床掃除や草むしりの時は片膝をついてを作業をしましょう。腰の疲労度も変わり立ち上がる瞬間のリスクをだいぶ減らすことができます。

□洗顔などから腰を前に曲げる時はいきなり腰を動かすのではなく膝をすこし曲げてから腰を動かすだけでも腰への負担は減ります。

□荷物を持つ時、両手を使って持つ物については出来る限り体に近づけて腕や胴体に接地させて持つと負担を一か所に集中させることがなくなるので腰を痛めるリスクの軽減につながります。

□体を動かすと分かっている。尚且つ腰の調子が良くないなと感じている時は骨盤ベルトやコルセットを利用することも予防の為に役立つ方法のひとつになります。また、下腹部(お腹の下の方)に力を入れる練習をすることをおすすめします。この部分に力を入れると腹圧を高く保ち、出来物を持ったり、瞬発的に動く時などに腰への負担を軽減できます。やり方は立っていても、寝ていてもいいのですが、お腹を大きく膨らませてからお腹をへこましながら息を吐いていきます。これ以上へこまない所まで息を吐き切りましょう。

予防をしたからといってギックリ腰を完全に防げる訳ではありませんが話を聞いていると何も意識していない人のほうがなりやすいと感じます。

 

診療時間

お越しの際は

横浜市中区本牧町2丁目284-16
【アクセス】
JR線「山手」駅より徒歩17分
JR線「石川町」駅よりバス10分
【お車でお越しの場合】
当院前の本牧通り
11:00~15:00まで駐車可です。
 

院長のヒトリゴト

  1. 2024.11.21

    筋肉の役割
  2. 2024.11.20

    痛みは難しい
PAGE TOP