階段の上り下り・長い距離を歩く・ランニングなどの最中や終えた後で膝が必ず痛くなってしまう人います。年齢が高くなると年のせいになったり、運動不足のせいになったりなど色々な理由があがってきます。
膝が痛いと相談を受ける時に必ず確認するのは膝のどの部分が痛むのかということです。膝に限らず他の部位も同様になります。なぜなら、ひとことで膝といってもおおまかに表・裏・内側・外側・上・下に分けることできます。しかし、痛みを強く感じている部位を特定しにくケースもあるので部位が分からない時は感じたままを伝えてもらえれば問題ありません。
また、膝が痛くなるパターンとして骨・靭帯・筋肉のどの部分が一番痛みに関与しているかにより症状の改善方法は変わってきます。
今回は膝の前に痛みを感じる時のケアの仕方などを紹介していきます。
□太ももの前やや外側をストレッチする
右肩を上にしたパターン
①横向きでねます。 右の股関節を90度に曲げます。
②右の膝を上から左手でおさえます
③左膝をまげて右手でもちます。
④体の軸よりも左膝がうしろにいくように、右手でひっぱります。
⑤右の肩甲骨が床かベットにつくように上半身を捻ります
⑥可能な範囲まで捻り深く息を吸い息を吐く時にさらに上半身を捻ります
⑦深呼吸を5回づつ繰り返し左右それぞれ2セット行いましょう
□お尻の筋肉を使えるようにする
①痛むほうの膝側で片足立ちします(手で体を支えてもよい)
②逆の足を前後にふります
③片足立ちしている側のお尻が疲れてきたら終わりです
このふたつを行うと膝の前の痛みが軽減していく事が多くあります。もちろん、状態によりいい結果がでないこともありますが、自分で出来るケアから始めたい方には有効な方法になります。
痛みが完全になくなってしまえば問題なしと判断していいと思いますが痛みが残る場合は専門家に相談をして膝の状態を確認しましょう。
診てもらうことで解決方法が早く見つかるかもしれません。