日常生活で歩く・階段昇降・しゃがむなど膝を曲げる動作はたくさんあります。
痛みを感じていない時は膝の曲がり具合も気にしませんが、膝を曲げた時に痛みを感じ出すとその動作が辛くなったり、動くことが怖くなったりして活動する意欲が減ったりします。
たとえば、毎日ウォーキングしていたが膝が痛いから・痛くなりそうだから今日はやめておこうとなり徐々にウォーキングをすることが面倒になりやらなくなってしまったという話はよくでてきます。
習慣化出来ていたものも痛みをきっかけに止めてしまうのはもったいないです。
膝の痛みになっている原因を突き止めていきましょう。
膝を曲げて痛みが出るといっても膝の前側か後側や内側・外側などひとえに膝といっても痛みの場所は膝の中でも細かくわかれます。
痛みを感じている場所によって原因は変わるので対応の仕方も同じではありません。
疾患によっておおよそ痛みが出る目安はあります。
膝の内側の痛み
□変形性膝関節症 加齢による骨の変形になります。O脚になっていくことにより膝の内側に痛みが出ることがおおいです。
□半月板損傷 半月板は膝のクッションの役割をします。運動やケガで強い衝撃が加わり半月板が傷つき周辺の組織に炎症を起こして痛みつながります。
□鵞足炎 膝の曲げ伸ばしに使う筋肉が複数くっついている場所に、繰り返し負荷が加わってしまい炎症を起こして症状につながります。
膝の外側の痛み
□腸脛靭帯炎 膝の曲げ伸ばしを繰り返す事によって、炎症を起こして痛みにつながります。
□変形性膝関節症 加齢による骨の変形になります。多くの人は内側に痛みがでます。しかし、外側に痛みが出る人もいます。
膝の裏側の痛み
□半月板損傷 半月板は膝のクッションの役割をします。運動やケガで強い衝撃が加わり半月板が傷つき周辺の組織に炎症を起こして痛みつながります。
□ベーカー膿腫 膝のうらにある関節包という袋に関節液が必要以上にたまります。痛みのない人が多いですが、炎症を起こして痛む人も少なからずいます。
膝の表側の痛み
□膝蓋腱炎 膝の曲げ伸ばしで繰り返しの動作で炎症を起こして痛みにつながります。