自宅で出来るセルフケアの代表格と言えるストレッチ。イメージとしては筋肉の柔軟性をあげて体をやわらかくする。運動の前のウォームアップや運動の後のクールダウンなどと捉えていると思います。
また、道具を使わずにどこでもできるのでやる気があれば隙間時間でも、しっかり時間を確保して行うでもご自身のスタイル合わせることが可能です。
ストレッチは意図的に筋肉や関節を伸ばす運動になります。ヨガやピラティスなども運動の種類としてはストレッチに含まれてきます。
ストレッチの効果
ストレッチを行うにあたって知っておいて欲しいことは、筋肉を適切に伸ばしていくことが大切になります。これは筋肉を伸ばそうとしているのに体に力が入ってしまうことで筋肉を縮めようとする作用が働いてしまうと筋肉を傷めてしまいす。また、ストレッチをしても筋肉に伸びる感じがしない時は伸ばしたい筋肉に対してストレッチが適応しないケースもあります。ただし、この場合はやり方のポイントがずれていたり、ストレッチの種類の選択が間違っていることもあるので、これらの確認は必要になります。
そして、体に変化を感じる効果が出るまでに個人差はありますが、だいたいのケースで一定期間は継続していかないと効果が現れてきません。おおよその期間は2〜3ヶ月はみたほうがいいようです。
ストレッチの効果を感じ始めたら、効果を維持するだけです。そのためには一回に行う量が減ったとしても長期に渡って継続できる量にすることがベストです。良くも悪くも体は常に変化するものなので止めてしまうとストレッチで得られていた効果はなくなってしまいます。
主な効果は
□関節可動域アップ
□筋肉柔軟性アップ・ケガの予防
□疲労回復
などがあります。
また、生活習慣病にもいいのではと言われていますが「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では有酸素運動や筋トレのように推奨はされていません。これは効果ないというよりはエビデンスがしっかりと取れていない事が理由になっているようです。