肘が痛くて「洗い物が辛い」「ペットボトルのキャップが開けられない」「ダスターを絞れない」など実際に相談があった実例の一部になります。
どれも日常生活の動作で痛みを感じて不便でしょうがないと言うお悩みになります。
肘のどの部分に痛みを感じているのかと言うと
気を付けの姿勢から腕を外に回した時(親指が体から離れる)手のひらが顔と同じ方向になった時の肘の外側になります。言葉だけで言い表すと何ともまどろっこしくなってしまいます。
外側上顆炎といいます。一般的にはテニス肘と呼ばれています。テニスをしている人に多くみられることからテニス肘と呼ばれていますが、実際はラケットを使う競技全般または日常生活のみでも起こります。
やはり、日常生活の場面でその都度痛みを感じているとそのストレスはすごく大きいと思います。できるだけ痛みを感じさせないようにするには、手の使い方を少し変えます。ここで紹介する方法は、冒頭で紹介した「洗い物が辛い」「ペットボトルのキャップが開けられない」などの握る動作と蓋やキャップを回す動作の全般に共通して言える事になります。
いわゆるテニス肘の人は物を握る時に人差し指と中指に力が入る傾向があります。この動作を変えていきます。物を持つ時に薬指と小指に力を入れて握ります。これだけでも、痛みの感覚が減らす事ができたり、開けれなかったキャップや蓋を開けられるようになったりとその場で実感される人が多くいます。
ダスターをしぼることで悩んでいる人は、普段、ダスターを横に持って絞っている人については、ダスターを縦に持って絞ると痛みを減らすまたは痛みを感じずにダスターをしっかりと絞れます。
縦に持って絞るとはダスターを胸の前で縦に持って、脇を広げて肘を肩の高さに持ってきます。ここが絞るスタートポジションです。見た目は英語のMに似ています。ここから肘を伸ばしきるとしっかりと絞れます。
テニス肘で悩まれている人はぜひ試して見てください。