ランニング・ウォーキングで気を付けること

マラソン大会は最近、開催されていないようですが、ランニングかウォーキングをしている人をよく見かけるので一過性のブームから生涯運動のひとつなってきている気がします。

そうすると、良くも悪くもランニングやウォーキングに限らず運動をする人が増えてくるとケガで身体を痛める人も増えてきます。

今回はランニングやウォーキングで比較的、起きやすい痛みについて解説していきます。

部位でわけると大腿(ふともも)・膝・下腿(ふくらはぎ・すね)・足になります。

□大腿(ふともも)→肉離れ

□膝→鵞足炎・腸脛靭帯炎(ランナー膝)・膝蓋腱炎

□下腿(ふくらはぎ・すね)→シンスプリント・疲労骨折・アキレス腱炎

□足→足関節捻挫・足底筋膜炎

ここで紹介できていないケガもありますが、ランニングやウォーキングでの代表的なケガはこのあたりで問題ないと思います。

これらのケガのリスクを出来る限り減らすためには、ウォーミングアップとクールダウンで身体のケアを行う事です。ついついさぼりがちになってしまう人が多く、さらにさぼってしまう人ほど、ケガをしやすい印象です。

ウォーミングアップはゆっくりと動きながら全身の筋肉をのばしたり、縮めたりする。また関節の曲げ伸ばしを行う。時間は沢山かける必要はないので、心地よい程度で10分前後やってみましょう。あまり入念に時間をかけすぎると疲労にかわってしまいます。

クールダウンは下半身を中心にストレッチを行い筋肉をゆっくりと伸ばして血流をよくして疲労物質を流しましょう。

ランニング・ウォーキングのどちらを行うにしても最低でも身体を動かせる状態を維持していかないとせっかくやる気を起こして始めた運動も続ける事が出来ません。

もちろんケガの予防の為には、身体に負担のかかりにくフォームの習得や体調と相談しながら時間や距離の設定、シューズの選定など色々ありますが、動ける身体は、運動だけでなく生活の質も上げる事が出来るので予防はしましょう。

 

 

 

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