ストレートネックが良くないと言われる理由

肩こりや首に痛みを抱えていたりするとストレートネックはよくないと耳にする機会があると思います。

ストレートネックとはいったい何なのか。

ストレートネック(スマホ首・軍人首)は、本来前方にゆるやかにカーブしている頚椎(首の骨)が、真っ直ぐまたは逆に後弯してしまう状態です。

これが乱れてしまうと良くない主な理由

  1. 頭の重さが首にダイレクトにかかる(負担が3〜5倍以上に)成人の頭の重さは約4.5〜6kg。

通常の頚椎はS字カーブ(特に首は前弯=前へ凸)のおかげで、この重さをばねのように分散・吸収しています。

しかしストレートネックになると、このクッション機能がほぼ消失。

前傾30°で約18kg、60°で約27kg相当の負荷が首にかかると言われています。

→ 結果、首・肩の筋肉が常に過剰に頑張らないといけない状態になり、慢性的な首こり・肩こりが発生しやすくなります。

2.筋肉の過緊張 → 血流悪化 → さまざまな症状の連鎖過度に緊張した筋肉は血管を圧迫します。

特に重要なのは椎骨動脈(脳の後ろ側に血液を送る血管)です。

血流が悪くなると…緊張型頭痛、片頭痛

めまい・ふらつき

目の疲れ・視界のぼやけ

集中力低下・倦怠感

などが頻発します。

また首周りには自律神経の通り道が多く、筋緊張が続くと自律神経のバランスが崩れやすく、

以下のような症状も出やすくなります。

睡眠障害・動悸・息苦しさ・胃腸症状・うつ症状・不安感の悪化

3.頚椎そのものへのダメージが蓄積する(構造的悪化)長期間ストレートネックが続くと、

以下のような不可逆的な変化が起こりやすくなります。

椎間板への圧力集中 → 椎間板の変性・膨隆・ヘルニア

頚椎の骨棘形成(骨がトゲのように変形)

椎間関節の変形(頚椎症)

頚椎の不安定性増加

 

これらが進むと、神経根や脊髄が圧迫されやすくなり…腕・手のしびれ・痛み・筋力低下

手指の細かい作業がしにくくなる

重症では歩行障害

といった神経症状が出現するリスクが大幅に上がります。

ストレートネックがすべての悪循環の出発点になり得るので、改善できるものは改善をして、

状態が悪化するリスクを下げましょう。

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