腰痛について考える

腰に痛みを抱えて悩んでいる人は意外と多いです。

痛みを感じる場面は人によってさまざまなのですが、

たとえば、朝、目覚めたあとの動き出し・腰を曲げる時・椅子に座っている時など、

言い出したらキリがないほどパターンがあります。

このように痛みがあると原因をつきとめて治そうと思うはずです。

理屈通りに改善をこころみる事によって、痛みが無くなる時もあれば、変わらない時もあると思います。

ここまでの話の内容で、言ってる事が分かると思う人は腰痛で悩んでいる期間が長いかもしれません。

痛くなったばかりの人だと頭の中が?になるかもしれません。

どうして、このような話をするのかというと痛みを感じることはひとつの事柄だけが原因になっているのではないからです。

生物的・心理的・社会的なストレス因子が絡み合っているからだと考えられるからです。

いきなり話が難しくなってしまったので、

例をあげると何か夢中になっていると痛みを忘れてしばらくは大丈夫だったのに時間が経つと思いだしたかのように

元の痛みを感じだしたり、痛みを診てもらうために病院やクリニックなどを受診したのに

その場になったら痛みがなくなってしまったという話はよくあります。

この内容に生物的・心理的・社会的なストレス因子のほとんどが組み込まれているといっても過言ではありません。

しかし、痛みを改善する時になると生物的因子のみで語られてしまうことが多いので、

痛みとのミスマッチが起こってしまいます。

ミスマッチとは生物学的な理由を説明されて、原因に対して何か策を取ったにもかかわらず、

結果は痛みに変化なしということもあれば、説明通りに痛みが減ることもあります。

このようなとは日常茶飯で珍しいことではありませんが、

なぜか、当事者になるとこの内容はすっかりと頭から消え去ってしまっているほとんどです。

だからこそ、痛みは信じられないくらい簡単に消えてしまうこともあれば、

なかなか消えていかないこともあると再認識しなければなりません。

次回はなぜ、痛み理由を完結結び合わせる情報が多いのかについて紹介します。

 

 

 

 

 

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