手首が痛い時

身体に痛みが出てしまった時は、原因を追究して、そこに対して治療をおこない体を正常な状態に戻して

痛みを取り除いていく。

この文を読むと不思議なこともなく、多くの人が受け入れている内容だと思います。

痛みに対して疾患名があります。

疾患名の原因を解決することが痛みを取り除くことにつながるので、多く人は症状を気にすることになります。

今回は手首に痛みを感じている時になにがあるのか。

紹介をしていきます。

□腱鞘炎 手首の腱鞘が炎症を起こす状態で、繰り返しの動作(タイピング、マウス操作、スポーツなど)による使い過ぎが主な原因。痛みや腫れ、動かしづらさが特徴。

□手根管症候群 手首の神経(正中神経)が圧迫されることで痛みやしびれが生じる。パソコン作業や手を使う仕事の長時間継続が原因となることが多い。

□捻挫や骨折 転倒や衝撃によるケガで、手首の靭帯や骨が損傷。腫れや強い痛み、動きの制限が現れる。

□関節炎(リウマチや変形性関節症) 関節の炎症や軟骨のすり減りにより手首が痛む。リウマチは免疫異常、変形性関節症は加齢や負荷が原因で、朝のこわばりや慢性的な痛みが特徴。

ガングリオン 手首にできる良性の嚢胞で、腱や関節の近くに発生。圧迫感や軽い痛みを伴う場合がある。

□筋肉や腱の疲労(使い過ぎ) スポーツ(テニス、ゴルフなど)や重い物の持ち運びで手首に過度な負荷がかかり、筋肉や腱が疲労して痛む。

□神経障害や圧迫 腕や首からの神経圧迫(例:頸椎の問題)が手首に痛みやしびれを引き起こすことがある。姿勢の悪さや長時間の同じ姿勢が原因となる場合もある。

手首に痛みを感じている時の原因として、ざっと挙げるとこのようになります。

よくみていくと手首のあたりに直接、原因のあるもの・手首とは違う場所に原因がある場合が存在します。

また、疾患名にあてはまらない痛みも存在します。

たとえば、立ち上がる際に手で体を支えた時だけ痛みを感じるが毎回ではないなどのこともあります。

疾患名や原因がはっきりしなくても痛み改善はいろいろあるので、

痛みで困っている時は、一度は専門家に相談してみましょう。

 

 

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