ストレスを感じやすい社会になっています。
ストレスを感じ続けると体に悪影響が出てきます。
そのような時によく出てくる単語に「コルチゾール」があります。
ストレスで「コルチゾール」がたくさん分泌すると体によくないと言われます。
「コルチゾール」に限らずホルモンが分泌されるときは適正な量があります。
当たり前のことですが、ストレス・コルチゾールといった単語のイメージが強くなり
「コルチゾール」は体に悪いものと勘違いをしている人もいるようなので、役割について紹介していきます。
コルチゾールは、ストレス応答・代謝・免疫・循環器・神経系・日内リズムなど、生命維持に不可欠な多様な機能を担うホルモンです。
適度な分泌は身体のバランスを保ちますが、慢性的な過剰または不足は健康を害します。
□ストレス応答 「闘争・逃走反応」をサポートします。例えば、危険に直面した際、心拍数や血圧を上げ、筋肉や脳に即座にエネルギーを供給します。
□代謝 血糖値を維持します。これは、飢餓や長時間の運動時にエネルギー供給を確保するために重要です。・脂肪分解を促進し、エネルギー源として脂肪酸を放出します。・筋肉や皮膚などの組織からアミノ酸を動員し、糖新生の材料として利用します。
□免疫 過剰な炎症反応を抑制します。具体的には、急性ストレス時には感染症や傷害に対する過剰な免疫反応を防ぎ、組織の損傷を最小限に抑えます。
□循環器 ストレス時に心臓や筋肉に十分な酸素と栄養を供給するために、血管平滑筋の収縮を促進し、血管のアドレナリン感受性を高めることで、血圧を上昇させます。また、腎臓でのナトリウム保持を促進し、体液量を増加させることで血圧を調整します。
□神経系 注意力や記憶力を高め、ストレス下での意思決定を助けます。
□日内リズム 日内リズムにしたがって、覚醒や活動の準備、睡眠の調節に重要です。
この他にもさまざまな機能をになっています。