夏場といえば気温が高く暑いので熱中症対策をしましょうと盛んに言われています。
これはよく耳にするので熱中症に対しての知識はそれなりについてきていると思います。
もうひとつ注意したいことに日焼けがあります。
1970年代以前、日焼けは「健康的な美」の象徴とされ、積極的に日光浴を行う文化も一部でありました。
しかし、20世紀中盤~後半と比べ、現在はオゾン層の減少により地表に到達する紫外線(特にUVB)の量が増加しています。
また、気候変動により、雲量や大気中のエアロゾル(微粒子)の分布が変化し、紫外線が地表に届きやすくなっている地域があります。
例えば、雲が少ない晴天日が増えると、紫外線量が増加します。
また、高地や極地では、気温上昇による雪や氷の融解で反射面が変化し、紫外線の反射量が変動しています。
現在は、紫外線が引き起こすリスク(皮膚がん、白内障、黄斑変性症、免疫抑制など)が科学的に解明され、
適度な日光浴の重要性と過度な暴露の危険性のバランスが重視されています。
皮膚の紫外線対策は広まっていますが、目の対策は現状、進んでいないように感じます。
目も紫外線によって、日焼けを起こします。
日焼けと聞くとイメージは皮膚が黒くなるといったことになると思います。
しかし、目の日焼けは、紫外線が角膜や結膜に直接吸収されると、炎症が引き起こされることがあります。
これは「雪目」や「紫外線角膜炎」とも呼ばれ、特に雪山や海辺など、紫外線が反射しやすい環境で起こりやすいです。
紫外線を長期的に吸収し続けると以下のようなリスクが増えます。
白内障・黄斑変性症・翼状片・瞼裂斑・目の表面の乾燥や老化などがあります。
の日焼けを防ぐためには、紫外線から目を守る習慣を日常に取り入れることが重要です。
紫外線を効果的に防ぐためには、サングラス・つばの広い帽子・UVカット機能付きのコンタクトレンズやメガネレンズを使うようにしましょう。
また、紫外線は午前10時から午後2時頃に最も強くなります。この時間帯の外出を控えるか、長時間の屋外活動を避けることで、目の紫外線暴露を減らせます。