無症候性ヘルニア

体に痛みを感じたり、不調を感じたりすれば治したいと思う人が大半ではないでしょうか。

どうすれば、元の状態に戻っていけるのか。

痛みや不調の原因を取り除いていこうと考えることがセオリーになります。

ここでは腰痛を例にして話を進めていきます。

腰痛がある場合、クリニックや病院で診てもらえば、腰の画像を撮影することは少なくないと思います。

レントゲンやMRI・CTなどです。

そうすると構造的な問題を指摘されことがほとんどになります。

たとえば、椎間板ヘルニア・椎間板変性・脊柱管狭窄症・変形性脊椎症・すべり症・脊椎圧迫骨折などがあります。

ここで注意したいことは、構造的に変化があったとしても、必ず痛みと関与しているとは限らないということです。

椎間板ヘルニアで考えていくと

研究によれば、健康な成人の多くで無症候性ヘルニアが見られます。

例えば、Brinjikjiら(2015, Spine Journal)のメタアナリシスでは、

20~30代の約30%、40~50代の約50%、60代以上の約80%で、腰椎MRIにおいて椎間板ヘルニアや変性所見が検出されたと報告されています。

これらの人々は症状を自覚しておらず、ヘルニアが日常生活に影響を与えていないことを示します。

この高い頻度は、椎間板の変形が加齢や物理的負荷による自然な変化の一部である可能性を示唆しています。

椎間板が脊柱管や神経根に向かって突出している状態が画像で確認されるが、

患者が腰痛、坐骨神経痛、しびれ、筋力低下などの症状を全く感じていない場合を無症候性ヘルニアといいます。

無症候性ヘルニアは、画像診断で椎間板ヘルニアが確認されるが症状が現れない状態であり、健康な成人に高頻度で見られます。

この現象は、椎間板の変性が加齢や負荷による自然な変化であること、神経圧迫や炎症がなければ症状が出ないことを示します。

別の視点を持つと痛みや不調があっても、画像で映し出されたヘルニアが一致しなければ、無症候性ヘルニアになると考えてもいいと思います。

 

 

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