数日前に長嶋茂雄さんが亡くなられました。

脳梗塞で倒れた後は、表舞台に出てくることはさすがに少なくなったと思いますが

リハビリはずっと頑張っていたようです。

脳梗塞を発症してしまうと生死にも関わってきます。

一命をとりとめたしても後遺症が残り日常が様変わりしてしまうかもしれません。

いろいろな状況が考えられますが、まずは発症しないように日常生活を送ることが大切なのではないかと思います。

そのためには、脳梗塞を知らないことには、予防もできないので知識をつけていきましょう。

脳梗塞とは、脳の血管が詰まることで血流が途絶え、脳組織に酸素や栄養が供給されなくなる疾患です。

脳卒中の主要なタイプの一つで、日本では高齢化に伴い患者数が増加傾向にあります。

原因

脳梗塞は、血管が詰まる原因によって主に3つのタイプに分類されます。

□血栓性脳梗塞　動脈硬化などにより脳の血管内に血栓（血液の塊）が形成され、血管が詰まる。動脈硬化は高血圧、高コレステロール、糖尿病、喫煙などが原因で進行する。

□塞栓性脳梗塞　心臓や他の部位でできた血栓が血流に乗って脳の血管を詰まらせる。心房細動や心臓弁膜症が原因となることが多い。

□ラクナ梗塞　脳の細い血管が詰まるタイプで、高血圧が主な原因。比較的小さな梗塞だが、複数回起こると認知機能低下を引き起こす可能性がある。

症状

脳梗塞の症状は、脳のどの部位が障害を受けたかによって異なりますが、急性期に特徴的な症状は以下の通りです。

□片麻痺　体の片側（右または左）の手足が動かしづらくなる、または全く動かなくなる。

□言語障害　言葉がうまく話せない、理解できない（失語症）。

□感覚障害　体の片側の感覚が鈍くなる、または失われる。

□視覚障害　視野が欠ける、物が二重に見える。

□めまいやふらつき　特に小脳や脳幹が影響を受けると、平衡感覚が失われる。

□意識障害　重症の場合、意識が低下したり昏睡状態になる。

いつ起こるか分からないのが脳梗塞なので、ここまでの事を頭の片隅に入れておいて

実際に起きた時に救急車を呼べたら、最高の行動だと思います。