体に起きるつらさで、たとえば肩こり・腰痛・膝痛・足のむくみなどいろいろあります。
調子が悪ければ、病院などで診てもらうと思います。
検査の結果、異常はありませんと言われることも少なくありません。
異常がないのに体に感じるつらさはどうしてなのか。
疑問が湧き上がってきても不思議ではありません。
その中のひとつの要因として、現代の人は足のアーチが崩れていたり、弱い場合があり
ここを起点にして不調につながっている人もいます。
足のアーチが維持しにくい理由として現代の環境が大きくかかわってきます。
□不適切な靴の使用
ハイヒールや薄底靴での長時間の使用はアーチに過剰な負担をかけ、扁平足やハイアーチを悪化させる。
サイズや形状が足に合わない靴はアーチのサポートを欠き、筋肉や靭帯にストレスを与える。
現代のスニーカーは過剰なクッション性で足の自然な動きを制限し、足の内在筋(アーチを支える小さな筋肉)を弱らせる。
□硬い地面での生活
現代は、アスファルトやコンクリートなど硬い表面を歩くことが多い。これにより、足が自然な柔軟性を失い、アーチの衝撃吸収機能が過剰に働く。
自然の土や草地では足が多様な動きをするが、硬い地面では単調な負荷がかかり、アーチの変形リスクが高まる。
□運動不足と筋力低下
デスクワークや車移動の増加により、足を積極的に使う機会が減少。 足の内在筋やふくらはぎの筋肉が弱ると、アーチを支える力が低下し、扁平足や足底筋膜炎が起こりやすくなる。
□過度な運動や不適切な運動習慣
ランニングやスポーツの普及で、足に過剰な負荷をかける人が増加。特に、準備不足や不適切な靴での高強度運動はアーチを傷める。
硬い路面での長距離ランニングや、足に合わないスポーツシューズは、アーチの変形や足底筋膜炎の原因になり得る。
□裸足文化の減少
昔は裸足や薄い靴で過ごすことが多く、足の筋肉が自然に鍛えられた。
裸足での歩行が減ったことで、足の感覚や筋力が低下し、アーチの柔軟性や強さが失われやすい。
足のアーチに影響を及ぼす理由にこのような事がことが考えられます。