アンチエイジングに食事を見直すことは必要になります。
今、できていること・できていないことを明確にしないと何をすればいいのかは分かりません。
食事を見直す時にベースにすべきことは、老化の予防に役立つと言われている栄養を摂ることが第一ではありません。
まずは、人の体の健康と成長に必要不可欠な五大栄養素を摂れているかチェックしましょう。
□炭水化物(糖質)
役割 体の主要なエネルギー源となります。
食品例 ご飯、パン、パスタ、芋類、果物、野菜など。
□タンパク質
役割 筋肉や臓器の修復・成長に必要で、ホルモンや酵素の生成にも関与します。
食品例 肉、魚、卵、豆類、大豆製品、ナッツ、乳製品など。
□脂質
役割 エネルギー源となるほか、細胞膜の構築、ホルモンの生成、脂溶性ビタミンの吸収を助けます。
食品例 魚油、植物油、ナッツ、アボカド、バターなど。
□ビタミン
役割 体のさまざまな生理機能をサポートします。例えば、免疫機能の維持、細胞の成長、骨の健康などに関与します。
食品例 果物、野菜、乳製品、肉類、魚介類など。
□ミネラル
役割 骨や歯の形成、血液の生成、神経機能の維持などに重要です。
食品例 乳製品、ナッツ、シード、肉類、魚介類、豆類など。
やはり食べ物に好みはつきものなので、意識しなくても摂れているもの、意識しないと摂れないものがあります。
これは個人差によって違います。
食事から栄養の見直しをしましょうというとふたつのパターンに分かれます。
足りない栄養素を補うパターンと摂り過ぎているジャンクフードなどを減らすパターンです。
多く人は栄養素を補うことが真っ先に思い浮かぶようですが、
食事も継続することが前提にあるので、
この観点からすれば摂り過ぎているジャンクフードなどを減らしいくことに始めは力を注いほうがいいのではないかと思います。
習慣化していることを変えていくこと簡単ではありません。
だからこそ新しい習慣を加えるよりも既存の習慣の量を減らし、
小さな成功体験を得ることで継続しやすいモチベーションに変えていきやすいからです。
もうひとつの理由は次回に解説していきます。