腰痛で悩んでいる人は多く、また、腰痛といってもいろいろなパターンがあるので
腰が痛いと訴えがあったとしても原因が同じとは限りません。
腰の痛みを改善していくためには病態を把握してアプローチをする必要があります。
どのようにして原因を見極めていくのか。
急性痛or慢性痛・曲げると痛いor反らすと痛い・じっとしていても痛いor動くときだけ痛いなど
痛みの分け方はたくさんあります。
今回は動きにともなって出現する痛みについて話を進めていきます。
腰の痛みは動かし方で分類することあり、屈曲型腰痛と伸展型腰痛になります。
このふたつを比べると屈曲型腰痛のほうが個人的には多い印象になります。
屈曲型腰痛がある人にくだされやすい疾患は
□椎間板症
□腰椎椎間板ヘルニア
□筋筋膜性腰痛症
が多いです。
動かし方で痛みを感じる人は、体を動かすパターンで特定の部分に負荷が何度も加わり組織の損傷が起きて
損傷した箇所が回復する前にまた組織の損傷を起こしてしまうループにはまりやすくなります。
この時に組織が耐えらる範囲の負荷であれば痛みにはつながっていかないと考えられます。
組織の耐性は個人差があるので、同じ仕事で作業も一緒にやっていたとしても痛くなる人と痛くない人に分かれます。
このパターンで痛みをかいぜんしていくには、姿勢や関節の動き・筋力など総合的にみていき足りない部分を補っていきます。
具体的には動かすクセによって腰が屈曲をするのかor機能障害がきっかけで腰が屈曲するのか
ここを見分けてアプローチをかけていきます。
骨盤の前傾と後傾を交互に繰り返す運動や腹圧を高めてキープするエクササイズをおこなうと
症状が改善されていくことが多くあります。
紹介している内容は動きの他にある要素は考えていないので
この一辺倒でいいわけではありません。
しかし、痛みがゼロにならなくても、痛み自体は減少していくので少しでも楽にしていきながら
より良い身体作りをしていきましょう。