加齢と痛み

痛みがこの世から消えてなくなることは、この先もないと思います。

痛みは生命を維持する上で大切な役割を果たしているからです。

もし、痛みがなくなって生命が維持できるようになったら凄い進化だと思います。

だから、痛みとは切っても切れない縁になります。

常日頃から痛みを訴えているのは年齢が高い人の割合があきらかに多いです。

病院を利用するのも若い時より年齢が高くなってから増えてきたと実感する人も多いと思います。

年齢と痛みをイコールで考えてはいけないと思いますが、

痛みが出やすくなる事実からも目を背けてはいけないと考えます。

年齢を重ねていくと体力が衰えいくことは誰しも知っていると思います。

具体的に何が起こるのか。

年齢を重ねるということは老化していくことです。

老化は生物が成熟してから死に至るまでに起こる生理機能の低下や過程をいいます。

なぜ起こるのか。

これは諸説ありますが、まだ、解明されてません。

老化の特徴は4つ

□普遍性 個人差があってもすべてのものに共通していること

□内在性 個体に内在するのである程度は対処できるが限界がある

□有害性 老化をして特になることがない最大の特徴は機能低下

□進行性 老化は不可逆的で一度起きると戻ることはない

人は老化をしていっても老後として人生を送ることができます。

これは生物としてありえないことです。

自然界であれば衰えてしまえば、弱肉強食の世界では淘汰されてしまうからです。

加齢による痛みは慢性痛に通じる部分でもあります。

だから加齢は老化につながるのである程度の痛みが出てくることは真実であります。

どうにもできないのかといえば、完璧ではなくても対処することは可能です。

対処するためには老化とは体にどのような変化をもたらすのか。

これを知ることで対処の仕方が分かってきます。

 

 

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