人の体のつくり基本的に同じですが容姿が全く同じではないように個体差があります。
身長・体型などパッとわかるものありますが、見た目ではわからないものもあります。
たとえば、骨の数が多かったり少なかったりすることです。
骨の数が違うといってもピンとこないかもしれませんが、レントゲンを撮るとわかることがあります。
そのひとつに外けい骨というものがあります。
この骨もある人ない人います。
場所は足の裏の内側に土踏まずの上のあたりになります。
外けい骨がある人とない人を比較すると出っ張りがあることがわかります。
普段は靴下を履いているので他人の足をまじまじ見ることないので自分の足と違う人がいるなんて
思わないとおもいます。
外けい骨がない人の割合が高いのですが、あるからといって何か不便があるのかというとそんな事はありません。
ただ、歩く・走るなど多くするスポーツをしている場合は、
外けい骨があることによって痛みがでることもあります。
これを有痛性外けい骨といいます。
ここが痛くなる原因
足はいくつの骨が合わさって構成されています。
土踏まずの内側に舟状骨という骨があり、
ここは後脛骨筋腱と呼ばれる筋肉の腱が付着しています。
外けい骨は舟状骨付近に過剰な骨として認めることがあります。
外けい骨は舟状骨の内側後方に位置しており、ちょうど後脛骨筋腱の付着部位に巻き込まれる形に存在しています。
骨自体が悪さをすることはないのですが後脛骨筋腱は足を動かすのに重要な役割をしているので、
過度な運動を行うと外けい骨が過剰に刺激を受け、痛みが出現します。
しかし、外けい骨があるからといって必ず痛くなるわけではないので、
痛みを感じたら保存的に対処することが一般的な対応になります。
痛みを感じている時は外けい骨の周辺で炎症を起こしていることが多いので
アイシングをしたり、足のアーチを保持できるようにすると症状が改善していくことが多いです。
極稀に痛みが変わらない時は手術になることがあります。