体の調子が悪いとつらいと感じることは自然なことだと思います。
それが初めての経験だと何かの病気かなと頭をよぎることもあるかもしれません。
今回は「めまい」について話を進めていきますが、前提として日常的に感じる疲労などからくる
怖い病気のものではないものについてです。
「めまい」といったらどんな症状かというと
□目の前がクルクルまわる
□体がふわふわする
□揺れている感じがする
これら代表的なものになります。
「めまい」が起きてしまった時に自分でできる対処法を紹介していきます。
□椅子に座るもしくは横になる 転倒を防止する策をとります。可能な場合は横になることがベストです。少し落ち着いてきたら、頭の血流がよくなる姿勢をとります。座っている時は体を曲げて、頭を両膝の間に持って行く。横になっている時は足を頭より高くします。しばらくすると「めまい」が落ち着いてきます。
□水分補給をする 脱水状態でも「めまい」が出現することがあります。水やスポーツドリンクを飲むようにしましょう。脱水状態による「めまい」であれば治まってきます。注意点は水分といってもアルコールやカフェインの入っているものは症状を悪化させる可能性があるので、避けましょう。
□甘いものを食べる 低血糖状態でも「めまい」が起きることがあります。この場合は炭水化物や糖分を含んだものを摂るようにしましょう。食べ物でも飲み物のどちらでも大丈夫です。
□視線を一点に集中させる 慣れないと難しいかもしれませんが、一点を集中して見ていると自分が揺れていないことを確認できて「めまい」が治まることもあります。
□ゆっくりと深呼吸する 不安発作によって「めまい」が起こることもあります。深呼吸をする時に吸うことよりも吐くことを意識しましょう。気持ちが落ち着くと徐々に「めまい」も治まってきます。
「めまい」が起きた時に生活状況と合わせて考えるとここで紹介したものから選びやすいと思います。
全く良くならないときは速やかに病院を受診しましょう。