靴擦れについて

マラソンでよく起こるケガの話も今回で一度区切りをつけます。

今回は靴擦れなどの話になります。

靴擦れが起こる原因は皮膚と靴の摩擦によって、皮膚に負担がかかり、皮膚の組織が損傷するからです。

摩擦を繰り返していくと皮膚が赤くなり、状況が変わらなければ水ぶくれになります。

そのまま、摩擦が継続すると水ぶくれが潰れてしまいます。

主な要因は

□靴が足に合わない 足のサイズ・幅・高さが合っていないと靴と足の摩擦が起きやすくなる

□外反母趾 親指の付け根の骨が外側に出ているので、その部分が靴と摩擦が起きやすくなる

□ヒールの高い靴 ヒールが7cm以上あるようなピンヒールのパンプスやサンダルでは、つま先に重心がかかり過ぎてしまい、親指や小指の付け根の外側に靴擦れができてしまうことが多い。

□おろしたての靴 新しい靴や履きなれていない靴は靴に硬さがあったりして足と摩擦が起こりやすい。履き続けると足に馴染んで問題が解消されることもある。

□裸足で靴を履く 靴と足の抵抗が大きくなるので摩擦が起こりやすくなる。

□歩き方 歩き方に大きなクセがあると一定の箇所に負荷がかかり靴擦れを起こすことがある。

靴擦れの症状

□皮膚の赤みや炎症 靴と皮膚の摩擦により、赤みや炎症が生じることがあります。

□痛みやしびれ 擦れた部分が痛む、またはしびれることがあります。

□ひび割れやひび 繰り返しの摩擦により、皮膚にひび割れやひびができることがあります。

□膿疱や潰瘍 重度の場合、膿疱や潰瘍ができることもあります。

靴擦れの症状が皮膚の赤みや炎症などの初期の場合は絆創膏を貼り、靴擦れをしている部分が悪化しないように保護をします。

皮膚が弱っている部分に粘着がかからない大きさの物を選びましょう。

水ぶくれができている時はクッション性のあるのパットや絆創膏を貼ります。

水ぶくれはつぶすと細菌から化膿することもあるのでつぶさないようにします。

化膿している時は皮膚科を受診しましょう。

 

 

 

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