前回はランナー膝になってしまう理由を解説しました。
今回は治療方法や予防について紹介をしていきます。
ランナー膝の簡単なおさらいとして発症してしまうのは膝の外側に負荷が繰り返しかかる使い過ぎによるもの。
理由は以下になる。
□練習で負荷をかけすぎている
□適切なフォームでない
□シューズが合っていない
膝の外側はどのような状態になっているのか。
膝の外側を走行している腸脛靭帯が動くたびに骨に擦れて摩擦を起こしてしまい炎症によって痛みがでる。
初期は走らなければ痛みはないが走り出すと反応が出てきて痛くなる。
重症になってくると普段、歩いているだけでも痛みが出る。
治療の方法は痛みの度合いによっても変わってきます。
基本的には使い過ぎによる炎症反応なのでまずは患部を安静にして回復に努めます。
この時に回復を促すために、ストレッチ・マッサージをおこなったり・湿布・薬など使用したりします。
痛みが落ち着いてきたら、走ってみてどのタイミングで痛みがでるのか出ないのかを確認します。
走り始めて早い段階で痛みがでるのか。
それともしばらくしてから痛みが出るのかで行う優先順位が変わってきます。
早い段階で痛みが出る時は筋肉が硬くなり柔軟性の欠如していることが一番の理由になっている可能性が高いので
筋肉に柔軟性を持たせるためにマッサージやストレッチを受けたりする。またはセルフケアをしっかりと行うことで
着地の衝撃に耐えられる筋肉していく必要があります。
しばらくしてから痛みが出る場合は、筋肉の柔軟性の欠如をあると思いますが、
それ以上に走ると時のフォームに問題がある可能性が高いです。
矯正方法として、下り坂をダッシュし、太ももでブレーキをかけないようにします。
ブレーキがかからずに走ると腸脛靭帯への過度な衝撃が加わらなくなり痛みが出なくなります。
最終的は走る距離や強度を少しずつ上げていき筋肉自体の強化も必要になります。