ここのところ膝の相談が増えています。
体に痛みがあれば場所にかかわらず日常生活で不便を感じますが、特に股関節から足のどこかで痛みが出てしまうと
日常に大きな変化が出てしまいます。
なにが大変になるかって、痛みでつらいことはもちろんですが移動することが大変になってしまいます。
痛みがなければ、普段は全く気に止めないようなことでも痛みがあることで気が付きます。
足が思うように動かせなければ、家の中で数歩で済む移動も時間がかかったり、思うようにいかなかったりします。
利用してくれている人と何かのひょうしでケガについての話になった時に運悪くケガをしてしまうなら、足ではなく上半身のほうがいいことが多い、特に高齢者は確実にあてはまります。と伝えています。
だから、膝に痛みを感じていれば、かなりのストレスを抱えながら生活をすることになるのは間違いありません。
膝が痛くなるきっかけは、大きく3つに分けることができると考えています。
それはケガ・繰り返しによる負荷・このふたつ以外になります。
この3つの理由が絡み合うこともあります。
ここまでは全体像をとらえた抽象的な話なので、ここからは例を挙げて話を進めていきます。
膝の骨が変形をすることによって、痛みにつながることが出てきます。
この一文を読んであれっと思った人かもしれません。
膝の骨が変形をしてるから痛いのではと。
膝の骨が変形していること痛みのきっかけになっているだけで、変形しているから痛いわけではありません。
膝の変形がある人が「変形しているから膝が痛い」と言った時はこの部分が省略されていることがあります。
この言い回しは病院でも治療院などすると思います。
人に伝える時はできるだけ理解しやすいようにシンプルになることが多いので、この形が定着したのだと思います。
スタート時から年月が経つことで言葉だけが先行して内容の受け取り方がに変化出てくることもあるので、
まずは膝の変形についてこの事を理解しましょう。