この時季は急に気温が高くなったり、低くなったりして、体調を崩してしまう人が増えているようです。
テレビでは熱中症にならないように水分補給をしましょう・暑さに慣れていきましょうなどいろいろと呼びかけています。
確かに具体的な行動として、このような内容は大切になり、怠ってしまったがために熱中症になってしまう人も多くいると予測できます。
それと同時に気にかけておきたいことのひとつに時季に関係なく体調よく過ごすことが出来ているのか。
極端な話をしてしまえば、どんなに具体的な対策をしていても、もともとの体の状態が悪い・体力不足などあればその時点で熱中症のリスクが高くなることは言うまでもない事実だと思います。
また、熱中症になってしまうとその後、後遺症のような症状に悩まされる人も少なくありません。
このように整理していくと自律神経失調症と熱中症は密接に関係していると考えても間違えではないと思います。
□自律神経失調症があるから熱中症になってしまったパターン
□熱中症になってから自律神経失調症になってしまったパターン
どちらでも不思議ではありません。
体温調節は自分の意思で行えるものではなく、無意識的に行うもので自律神経が関与しています。
もともと自律神経失調症だったならば体温調節が始めから上手くできないことで熱中症を引き起こしてしまった。となると対策うんぬんの前に自律神経の働きを正常にしていかなければなりません。
熱中症を起こしてしまったあとの症状では、体のだるさ、頭痛、下痢、さらには食欲不振や筋肉痛の症状が続いたりします。
この症状は自律神経の乱れから起こる症状とも一致してきます。
このことからも普段から体の調子を整えておくことが大切になります。
そのためにも体にとっていい生活習慣を身に付けておくことが自律神経失調症や熱中症のリスクを減らすことになります。
具体的には
□質の良い睡眠をとる
□適度に運動をする
□体を温める
□ストレスを溜め込まない
などを行い体を良い状態でキープするといいでしょう。