体に痛みを感じる原因になることは沢山あります。
その中のひとつに「骨の形が変わってきているからだよ」と言われたことがある人や聞いたことがある人はいるとおもいます。
いわゆる変形性関節症をさすことが多いのです。
イメージしやすいのは手の指や膝ではないでしょうか。
もちろん、この他の関節で苦しんでいる方もいます。
骨の形が変わるのは主に関節になります。
どうして形が変わっていくのか。
関節は可動性があるので、曲げる・伸ばす・回すなど骨の形によっていろいろな動きができます。
関節は複数の骨と軟骨や靭帯・筋肉などで構成されています。
関節がスムーズに動くことができるのは軟骨があるからです。
骨と骨の間に軟骨があることで、骨と骨がぶつかったり、摩擦などの衝撃を起こさないようになっています。
基本的に変形をしない構造になっています。
しかし、現実では関節が変形をしてしまいつらい思いをしている人が多くいます。
変形する理由として考えられるのは、軟骨が変性して本来の役割を果たしきれなくなってしまうからです。
ここに至る経緯は以下の可能性があります。
□加齢によって軟骨の水分量が減ってしまう。
□肥満による過度な関節への負荷
□閉経後の女性ホルモンの減少
□関節内の骨折など外傷によるものや骨折の変形治癒
□先天性による関節の変形
など
この理由から分かることは自分自身で防げそうなものとそうでないものに分かれます。
症状は関節周囲の痛み・腫れ・熱感などが出てきます。
ここで勘違いしてほしくないことは軟骨がすり減ったから症状が出るわけではありません。
軟骨がすり減ってしまい本来のスムーズな関節の動きができなくなってしまうことによって筋肉や骨の膜などの組織に炎症が起きてしまい痛みになります。
もし、関節が変形してしまったら、どうしても変形している最中は炎症を起こしやすく痛みをともなうことがほとんどなの対症療法で痛みを抑えることがメインになります。
痛みが治まったあと日常生活に照らし合わせていかに関節に負担をかけないようしていくのかがポイントになります。
生活スタイルは人によって違うの個々のスタイルに合わせた方法を専門家と一緒に探しましょう。