最近、足のむくみについての相談が増えています。むくみのといえば足で悩む方が多いのですが、むくみ自体は体全体に起こる可能性があります。
たとえば、飲んだ翌日などは顔がむくんでいると気にすることもあると思います。
まずはむくみの原理を覚えましょう。
むくみは皮膚の下の皮下組織に余分な水分が溜まった状態のこといいます。この余分な水分は細胞間質液といいます。細胞間質液が増えてしまう原因としては、血管から染み出す水分が増えたり、血管やリンパ管に吸収される水分が減ったりすることが考えられます。
むくみには自然にむくみが発生するものと病気がきっかけになり発生するものがあります。簡易的な見分け方としては、むくみが気になっていたとしても、睡眠を取り翌日になるとむくみが解消していれば病気でのむくみの可能性はほぼないので心配をする必要はありません。
問題のないむくみとは水分が上手く流れていかなかったり、流れにくくなる条件が揃うと起こります。
例をあげると
□身体の冷え 血流が悪くなり、血管から水分があふれ出してむくみやすくなる。
□運動不足 運動不足で筋力が低下すると体液の循環がわるくなり、むくみやすくなる。
□長時間の同じ姿勢 デスクワークや長時間の立ち仕事などで動くことが少ないと血液の循環が悪くなり、足に水分がたまりやすくなる。
□アルコールの摂取 アルコールを摂取しすぎると血管が拡張して、水分の処理が間に合わなくなりむくんでしまう。
□過剰な水分・塩分摂取 分を摂り過ぎると体内の水分量が増加し、増えた分が血管の外に染み出してむくみが起こります。また、塩分を摂り過ぎると体は水分をため込み、むくみにつながります。
むくみが気になりだしたら、上記の事で当てはまるものがないかチェックしましょう。
もし、あるようならその項目に対して対策をしてむくみの解消につながっていくのか確認をしていきます。
効果が現れてくるのであれば一過性のむくみの可能性が高くなるので心配はいりません。むくみに変化がなく持続すようなら医療機関に一度相談してみましょう。