超音波エコーとケガ

体に痛みを感じる時は色々なパターンがあります。転んだ・ぶつかったなどケガをしてしまったと自覚があるとき、なんとなく肩や腰などに痛みを感じる慢性痛的なものやお腹が痛いなどの内科的なもの痛みもあります。原因と推測できる場所をさぐりながら話を聞き治療や施術に根拠を持ち実行しています。この時に必要になるのが検査になります。

そこで、レントゲン・MRI・CT・超音波エコー・血液検査などおこないます。もちろん、すべてをおこなうわけではありませんが必要があれば複数の検査がすることもあります。

整骨院で使用できる検査機器は超音波エコーになります。この機器を使うことで体の内部に器質的な異常の有無を確認できるので、ケガをした時など骨折などの鑑別に役立ちます。

超音波エコーの特徴

超音波エコーの原理は、超音波を生体内に送信し、その反射波を測定することで画像を生成します。メリットはその場で確認できることに加えて、筋肉は動かしながらの観察も可能。特に狭い範囲フォーカスしていきます。デメリットは全体像を把握することには向いていません。

この特徴を考えると整骨院で扱う骨折・脱臼・肉離れ・捻挫・打撲を観察するには向いている機器といえます。

これはあきらかに骨折をしていると利用者さんが感じていたら、おそらく整形外科に行き診てもらおうと思う人が大多数だと思います。だからこそ、超音波エコーが役立ちます。整骨院にいって診てもらおうと思っている時は利用する人は骨折があると思っていないことほとんどです。痛いけれど痛み自体はそこまで強くないので大事になるとも思っていません。そんな時に超音波エコーを使用して観察をすると微細な骨折やヒビと考えられる画像を映し出すことがあります。

徒手検査だけでは鑑別しにくいものでも、徒手検査と超音波エコーを合せて鑑別をすことによって、紹介が必要なのか。それと施術を進めて問題ないのかスムーズにおこなうことができます。

 

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