体を温めるポイント

今年は年明け早々に自然災害が起こり、大きい事故がありと普段の生活では起こらないことが続き色々と考えさせられます。突然の出来事で防ぎようのないものは確実に存在します。これは仕方のない部分がありますが、ひとつ目の不幸な出来事が起きた後、被害を最小限に食い止めることは準備や努力によって可能になる場合はあります。今回の例でいくと飛行機の事故は乗客は全員無事に脱出が出来ました。これは日頃から訓練や準備をしていたからこその結果だと思います。

自然災害は地震・津波・火山・大雨・台風・土砂災害・雪害・竜巻があります。ある程度準備の出来るものから突然襲ってくるものまで様々ですが、寒い季節に災害に遭ってしまいライフラインが絶たれてしまうとまずは低体温症にならないように体を冷やさないようにしないといけません。体を効率よく温めるにはどうしたらいいのか。

温かいもの飲むなども役にたちますが、継続的に温めるとなると不十分ではあります。体温を高めるためには血流が密接に関係してくるのでここを利用していきます。体の5つの場所がポイントになります。

□首 首には頸動脈があるのでこの部分を温めると体があ効率よく温まります。

□背中 背中には大きな筋肉があるので冷えやすいです。肩甲骨の間を中心に温めると体の温かさを維持しやすいです。

□お腹 胃や腸など大切な臓器がお腹の奥にあります。ここが冷えてしまう体の調子が悪くなります。特にお腹には脂肪があり冷えやすい場合が多いので積極的に温めておきましょう。

□腰 腰は自律神経の通り道でもあるので冷えてしまうと不調になりやすいのでこちらも積極的に温めおきましょう。

□足首 足は心臓から一番遠い場所になるので血液が滞りやすく、冷えやすい。ただ、足背動脈や後脛骨動脈など触れることのできる動脈を含めて温めると効果が得られやすいです。

何で温めるか。可能ならホッカイロが手軽で効果も高いです。緊急時には冷やさないを意識しましょう。衣類で覆う・サランラップなど風を通さないもの巻くなども効果があります。温める場所も冷やさない場所も同じなので、ここで紹介したものが手元にない時は代用できるものがあれば同じように使いましょう。

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