肩がこってますね。筋肉がこってますね。美容院やマッサージ店などで挨拶代わりに飛び交うこの言葉。言葉を発している側は特に意味をなしていない時も多いと思っていますが、言われて側は意外と気にしている人が多いのではないかと感じています。
一般の人は筋肉がこっている・硬いという表現をネガティブなことだと認識している人多く、特につらいと思ったことはないけれど筋肉がこっている(硬い)と言われたけれど大丈夫ですかと相談を受けることが度々あります。結論をいうと筋肉がこっていよういまいが、つらさや日常生活に不便を感じることがなければ全く問題ありません。
どうしてこのようなことが広まっているのか。
体につらさを感じていない状態とつらさを感じている状態を比べると感じていないければ不便は何もないはずなので特に誰かに訴えることもありません。体がつらくないけど筋肉が硬い日常会話をしている人たちをみたことはないと思います。しかし、体がつらい・痛い時の状態はまさに痛み感じている時から過去に痛かった時のことなどタイミングを選ばずにつらさ・痛みについて話している人達をみたことはあると思います。このような話をしている人達は筋肉がこっている(硬い)けどほぐすと楽になっていくというところにつながっていきます。
結果としてつらい時の話を聞くことが多いので刷り込みのように何度も何度も耳に入ってくるのでいつのまにか筋肉がこっている(硬い)ことが悪いと認識していくのだろうと思います。
一般的に認識されていることが医学的に必ずしも正しいとは限らないのでその場で起きている事実を冷静に判断をしてみると矛盾していることが沢山あります。このような視点も持ち合わせながらつらさや痛みと向かい合っていくと筋肉の硬さだけに固執しなくなります。
そうすると筋肉がこってます・硬いですと言われたとしても症状がないのであれば全く気にならなくなります。