転んで頭を打った人がいたら①

スポーツ現場などには救護班がいたりして、倒れてすぐに動かなかったり、頭を打ったりした時などすぐに駆け付けて状態を確認し、その後の適切な行動につなげていく役割の人がいます。この人達は、医療関係や治療院関係にトレーナーをしている人が多いので体の知識もある中で活動をしています。そのような人達でも最初の頃は頭をぶつけて流血や意識がもうろうとしている場面に遭遇した時は冷静に対応することが難しいと口を揃えていいます。

頭を打つ場面はスポーツなどの運動の現場だけでなく、日常生活の中でも起きます。そして、遭遇する可能性はこれから高くなってくると思います。なぜなら、日本は超高齢化社会に突入しているので必然的に転倒する人が増えてくるだろうと予測できるからです。また、他に転倒がみられる場所は飲み屋街などはアルコールで酔っぱらってしまった人も可能性として高くなります。

このふたつの例は思わぬ形で自分の目の前に現れるかもしれません。そのような時に知っておくと良い事がいくつかあります。

何をするのかといいうと意識があるかの確認です。大きな声で顔が向いている方から声をかけます。理由は頭を打った時に首にケガをしている可能性があるので後ろから声をかけて振り向いた時に首のケガを悪化させてしまう恐れがあるからです。その場から動かさないようにしましょう。移動は専門家に任せることが一番です。もし、意識が無ければすぐに救急車を呼びましょう。流血をしている時は傷口を押さえて圧迫します。あとは救急隊の到着を待ちます。

専門知識がない人はここまで出来ればいいと個人的には思っています。おそらくそうこうしている内に知識のある人がリーダーになりしきってくれるはずです。

頭をぶつけるてケガをすることを頭部外傷といいます。頭には脳があるので重要な器官になり、その場で症状が出なくても時間経過と共に症状が出てくることもあるので頭部外傷は専門医に診てもらう必要があります。

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