福祉ネイル

PCやスマホでの情報収集は便利なのですが調べた情報に偏って表示されたりと自分の全く興味のない分野の情報が入らなくなってしまうので、車に乗っている時はラジオで情報収集をすると自分では調べることはないだろう情報に触れるので新しい発見があります。

今回はラジオで知った福祉ネイルを紹介していきます。

ネイルのイメージはおしゃれのためにするもので時間がかかるという程度にしか知識はありませんでしたが、介護現場で利用者さんに行うネイルあるということ知ったので調べました。

爪切りは一部医療行為に入るものと知っていたで疑問に感じましたが、この点は問題ないということです。

本題に入っていきますが、福祉ネイルの歴史はまだ浅いというか出来たばかりようです。

2012年に依頼のあった老人ホームに訪問ネイルを行ったことが出発点になり、2014年9月シニアメンタルビューティー協会が立ち上がり2018年7月に一般社団法人日本保険福祉ネイリスト協会に名前が変わり現在に至るようです。

介護の現場でネイルの技術を活かした仕事ですが、賛成や反対の声もそれぞれあるようです。業界初などの今までなかったものからスタートすると様々な苦労があるのだろうと想像できます。その中で特に興味を持った理由は認知症ケアに役立つということでした。

気になるのは理論理屈になります。ユマニチュードというフランス発祥の認知症のケア技術と親和性が高いそうです。

ユマニチュードとは

□見る 同じ目線になる事が大切

□話す 前向きな言葉を使う

□触れる 掴まずに触れる動作が安心感になる

□立つ 自分の足で立ち移動する

これが4つの柱になり相手を大切に思っていますという表現方法になります。短い言葉で補足を入れましたがネイルの最中は自然と見る・話す・触れる項目が達成できてネイルをする場所に移動することで立つことも出来ています。

健康マージャンなども似たような効果があるのだろうと思うので関わり方は無数にあるのだろうどなたとでも特別扱いせず適正な距離感を保つことが相手の尊厳を保つことなのかもしれません。

 

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