サル痘

サル痘ウィルスという感染症が世界各地で報告されているようです。メディアでそこまで騒いでいないので知らない人もいると思います。どういった疾患なのか調べてみました。

感染症の分類で4類に位置付けられています。この時点で恐れる必要はないと考えられます。

感染症の部類は1〜5類に分けられています。数字の少ない順に危険度が高くなります。

4類とは簡単に言うと人から人へは伝染はない感染症になります。これだけでも安心材料になります。感染経路としては動物またはその死体、飲食物、衣類、寝具その他の物件を介して人に感染し、国民の健康に影響を与える恐れのある感染症となっています。

予防法は

□天然痘ワクチンによって約85%発症予防効果があるとされている

□流行地では感受性のある動物や感染者との接触を避ける事が大切である

症状は

□発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0‐5日程度持続し、発熱1‐3日後に発疹が出現

□皮疹は顔面や四肢に多く出現する

□多くの場合2‐4週間持続し自然軽快する。しかし、患者の健康状態、合併症などにより重症化することもある。

潜伏期間

最大5‐21日

主にアフリカ中央部から西部にかけて発生している。

感染した時の過去の事例は

□アフリカのケースで数%〜10%程度

□2003年アメリカでは死者0人(感染者71人)

現時点少し騒ぎ出しているのは北米とヨーロッパの12ヶ国で感染者が確認されたからだと思われます。

□イギリス 9人(5/18まで)

□カナダモントリオール 17人感染疑い(5/19)

□フランス 初めての感染疑い報告 (5/19)

ここまでは簡単なサル痘の情報になります。

ワクチンの予防効果は高いとされていてバイオテロに備えて国家備蓄用ワクチンとしてつくられているそうで、製造能力もしっかりしているようです。効果も非常に有効で副反応がほとんど出ない安全なワクチンがある。となっています。以前は天然痘ワクチンを国内で打っていたそうなので一般の方は慌てないでよさそうです。

 

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