肩が痛いと誰かに伝えると「五十肩だ」と肩の痛みはとりあえず五十肩になってしまう謎の会話ってあると思います。来院される患者様でも「五十肩だと思うけど・・・」と肩の相談を受ける事もあります。
五十肩の認知度は高いなと感じながら聞いています。
おそらくですが、五十肩の意味はすごく幅広く人によって痛みのイメージがだいぶ違うようです。
肩関節周囲炎と言って主な症状に肩関節に痛みがあり動きに制限が出ることです。夜に痛みが強くなることも特徴のひとつです。原因ははっきりしません。
肩は動かせるが痛みを伴う症状にはどのようなものがあるか。
□腱板炎や腱板損傷 肩を支える筋肉が炎症を起こしたり、筋肉が傷ついたりすることで、肩を動かした時に痛めている筋肉に刺激が入る事によって痛みを感じます。痛めている箇所はインナーマッスルと呼ばれる4つの筋肉になり関節を支えています。
□上腕二頭筋長頭腱炎 肩の関節の前方に痛みが出ます。力こぶの端が炎症を起こし痛みにつながります。
□石灰沈着性腱板炎 腱板にリン酸カルシウムがたまることにより痛みを引き起こします。
これらの症状を改善を目指していく時は炎症を取り除くことが痛みを減少させていくために重要になってきます。
炎症を取り除く方法として内服薬や注射(医師のみの領域です)・治療器を利用するなどがあります。痛みをどれだけ減少させられるかは個人差もあるので実際に行ってみないとわかりません。
また、痛みを感じていたとしても、肩の動きを良くするためのアプローチは欠かせません。痛みが治まった時に肩が動かないとなってしまったら困ると思います。治療が痛みを取る事と動きを確保する事を同時進行していかないと治療期間が長くなってしまいます。
炎症を起こしている患部には触れずに関連している筋肉や関節に対してアプローチを行う事でも十分に肩の動きを確保する方法になります。