生活していて洗濯物を干したり、取り込んだり、電車やバスで吊革に掴まったりすると手を挙げている腕に痛み又はシビレが必ず出てくる症状をお持ちの方は腕に流れていく血液が血管の絞扼によって血流量が一時的にすくなくなっている可能性があります。
この時、挙げている手を下げると痛みやシビレがスっと引いていく感覚あるのではないでしょうか。
ご自分で出来るセルフケアとしては、痛みやシビレが出ている側の鎖骨のやや上あたりを温めると症状がやわらかくなってくる可能性がでてきます。またはバスタオルを円柱型に丸めて床に置き、背骨をバスタオルの上に乗るように仰向けで寝ます。寝ているだけで胸のストレッチになるでこの方法でも症状がやわらかくなる可能性があります。
セルフケアをしても全然よくならない、変わらない時は専門家に相談してみましょう。
なぜ上記のセルフケアで効果を期待できるのか紹介していきます。
この症状になりやすい特徴として、なで肩の方や肩こり症状の方に多く見られると言われています。すべてではないのですがイメージとして猫背を思い浮かべて下さい。
症状の原因として首と胸の筋肉の間を通っている神経や血管が圧迫される事になります。圧迫される場所はおおまかに3つに分類されます。
□斜角筋症候群
□肋鎖症候群
□小胸筋症候群